ARアプリは、スマホなどで映している現実の世界に、デジタル情報やバーチャル画像などを組み合わせて表示するアプリのことを言います。
たとえば、観光名所をスマホなどで撮影すると、観光名所のガイドテキストが表示されるのもARアプリによるものです。
また、不動産物件の紹介などでARアプリが使われるケースも増えてきており、幅広い分野で浸透してきています。
そのため、将来性が高くこれからさらにニーズが増していくと予想されています。
需要が高まっていることから、それに伴ってエンジニアのニーズも右肩上がりです。
IT業界の中でも、ARスキルを持っている人材はまだまだ少ない傾向にあります。
今からスキルを身につけても、前線での活躍を視野に入れられる分野と言えるでしょう。
そんなARアプリの開発には、スキルがいくつか必要です。
まずは、OSについての基礎知識と、一般的なアプリ開発のスキルが求められます。
同時に、ビジュアル処理や使用するデバイスに関する知識なども忘れてはいけません。
ARアプリは、使用する状況や目的によって内容が異なります。
ゲームで使用する場合は、ゲームクリエイター的な要素が求められます。
GPSを組み合わせて案内するアプリの場合は、ロケーション処理のスキルが欠かせません。
ARアプリの開発で主に用いられるプログラミング言語は、C#やJava、オブジェクトCなどです。
さらに、さまざまなフレームワークも多用されます。
ARに関する専用のフレームワークが多数出ているので、こうした情報も取り入れる必要があるでしょう。